TOUR SUPPORT

9.08.2024

Review of January through August 2024

(後日リンク追加予定)


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最近はリリースとツアーのことしか書いてなかったので、自分の思い出のためにも上半期を振り返ってみたいと思います。

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2024年1月 

KLONNSとSTENCH SKATEとの新年会(呑み)&横浜ファイト新年会(ライブ)から始まった気がする2024年。

The Fadeawaysのトヨゾーくんと2人で、レジェンドと呼ぶに相応しいKim Salmon's Smoked Salmonの日本ツアーを企画しました。5日間という短いツアーでしたが67歳とは思えない素晴らしいステージを体感できてこの上ない幸せでした。初日 幡ヶ谷Heavysickでの1曲目が"Frantic Romantic"だったんですが、イントロが聴こえて来た瞬間に鳥肌が、、。どの時代の楽曲も良かったし、ビルボードライブのレベルでした。座ってライブを観たい。同い年のニック・ケイブとの話やThe Scientistsがどうやって世界に広まっていったのかなど貴重な話も聞けて宝物。

大阪はThe Smogに仕切ってもらったんですが、共演がまさかのDouble Bogys。2007年の復活ライブに行くくらい好きだったので感無量。珍しく写真まで撮ってもらいました。翌日にも別のライブが決まっていたのにベースの和田さん(Redbone Records)が「Kimとどうしてもやりたい」と言ってくれて出演が決まったそう。KimのファンであるFramtidのJackyさんも来てくれて音楽のつながりを感じられた1日になりました。サガヤンとJackyさんの話も熱かった。

Prefab Hearts、そして自分がリリースしていたThe Original Mixed Up Kidsのメンバー在籍のWAVE、GUNKにHazy Sour Cherryと初めて観たバンドも多かったけど全部良かった。ツアーをやっていると「海外のバンドが好き」と捉えられがちなんですが、BLACK HOLEツアーの対バンは全部チェックしてもらいたいです。

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2024年3月

東海のラティーノパンク狂、Vondoくんが招聘したIrreal。日本ツアー横浜編をEl Puenteで企画しました。初めてThe Last Survivorsを誘ったんだけど、これはみんなが好きになりますねといったライブでした。横浜というか西横浜で観るFight It Out、アルバムリリース直前で激るKlonns、IxTxOxPの自我が炸裂した不穏なUS PunkスタイルのUMBRO、そしてスパニッシュパンクオールスターズでもあるIrreal。Yangモッシュで2ヶ月間腰の痛みが引かず。それでも最高な1日だった。

その3週間後にはKriegshögとUnarm企画でDJ。手練れが集まったライブでしたので完璧でした。Blistering Noiseを初めて見たけど流石です。この日はL.A.からSean LimやKris Kirk、Kumo99のNateたちが遊びに来てくれたせいもあってブーストがかかり泥酔。そのままEL NINO(BLACK SMOKER)振りのエイジアへ。目的は前述のKumo99のライブ。これぞパーティーという盛り上がり。一瞬5歳程度若返るもL.A.クルーとUnarmヤギさんからの深夜の解散宣告。悲しみで元に戻りました。横浜組のUMBROコーヘイと始発の時間までビートカフェへ。Sorry No Camisoleの起きているメンバーと音楽の話をした気がするけど記憶が曖昧。帰ってたくさん寝た。

そして月末は3泊4日で初韓国に。地元で観るSLANT、海外でぶち上げるDEATHROとBUTCHER ABC。素晴らしすぎた。FIND THE SPOTのムーン夫妻とGunny、そしてGarrett夫妻泊めてくれてありがとう。SLANTには感謝しかないけど、3バカに酒で殺されました。嗚咽で起こしてしまったチームDEATHRO、ごめんなさい。

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2024年4月

ソウルから直で渋谷へ。Mammoth Grinder, Vaaska, Power Trip, K.O.S等々のChris & Dre夫妻のハネムーンに合流。円安と物価安を痛感しつつ、フィリーの現状確認。みんな元気そうで良かった。その後1週間は、オースティンで一生の借りがあったDavid(Army, Nosferatu, Skeleton)とCody(True Iron Will)をもてなしたり、Ruby(R&M Leathers)やGage(Lathe of Heaven, Pawns) & Gabbyカップルなどと遊んだり、多くの友達に会うことができました。

ハングアウトも落ち着き、自分が横浜に住むきっかけになった"試聴室・その3"でDJ。前回の試聴室でのDJは朝7時からという狂ったもの(オールナイトではなく朝7時スタート・10時解散・ゆでたまご付き)だったのですが、この日は夜の7時から。6時半頃に着くと明らかにオーラのある先輩がカウンターで飲んでいたんですが、それが某フォークシンガーの方でぶち上がるというか ど緊張。その方の背中を見ながら持参していたTHE BITEの"雨の中"を宮崎に向けてプレイ。家に帰っても、緊張でふわふわしていた。ちなみに試聴室・その3の店長である三沢さんは高校の時に聴いて衝撃を食らったラブクライのメンバーであり、その後やっていたLETTERというバンドが好きすぎて追っかけてました。レースの夜、ぜひ聴いてみてください。

そして4月はKLONNSの1st album、Heavenがリリース。前回同様Iron Lung Recordsとの共同作業でした。Iron Lung Recordsリリースはどれも外さないっていう前提がある中で、その中でもKLONNSは独自の色があるし、ライブがどんどん良くなっているから観てほしい。そしてこのLPは一家に一枚でお願いします。映像作家100人にも選ばれているJACKSON kakiくんによるMVも最高でした。久しぶりに会ってお礼も言えてよかった。KLONNSは月末にヨーロッパに出発、5月に完走し帰国。良かったね。月末はDEATHROチームで名古屋に。久しぶりのodd eyesと地元でのSibafu、The Act We Actにkillerpass、京都のArcadian Starshipなどなど。だけどこの日は思い入れ込でロータリービギナーズに感動しちゃいました。

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2024年5月

SNSは海外バンドとのつながりや、リリースと企画を告知する上で必要なものなんですが、Facebookを使う機会はかなり減っておりまして。ただやめられない理由があって、それが頑なにメッセンジャーを使って連絡をしてくる友人が数人いるってことなんです。その代表とも言えるのがMarcusというオーストラリア人。彼がとうとうHot Tubs Time Machine(以下HTTM)というユニットで日本ツアーをするとのことで横浜Journeyで企画。共演してくれたKR-RifleとYokujitsuありがとう。久しぶりのYokujitsuは別バンドと化しており、Booksという曲がやばかった。Black Lipsのファンにも聴いてほしい。コウヘイとパウロのKR-Rifleもめっちゃいいんだよね、機材の量が狂っているところも。HTTMはTrouble In Mindという最高のレーベルが出しているだけあって、ふざけつつもグッドメロディーが光るサイケガレージ。音数の少ないループって飽きちゃうことが多いんだけどそう感じさせないのがセンスだと思う。Lower Plenty、Deaf Wish、The UV Raceのメンバーと聞くだけで、おっ!となるのは日本には少ないんだなと再確認。寂しい。

同じタイミングでTotal ControlのDXがパートナーと来日。前回の日本ツアー時の大きな借りがあるので返すべく都内で散財。ツアーの思い出や現況報告をしつつ泥酔。新譜のデータを聴かせてもらったけど最高だった。ちなみにDXはオーストラリア・ベストハードコアパンク(彼らの後には誰もライブをやりたくないと噂の)Straightjacket Nationのメンバーだ。他にやっているG2gも含めて全体的にステキすぎる。

パンクの皆さんに浸透せずにこっそり来日していたBootlicker。ライブがやばすぎました。

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2024年6月

リリース予定のWinstonesのレコードジャケットを「リソグラフで印刷しましょう」とのことでドラムのバンさん、デザインをしてくれたシキさんと移転後初のHand Saw Pressへ。1日で終わらずに再訪。ついでにNarrow HeadのKTYLデザインのチラシも印刷。久しぶりに楽しかった。霞ケ丘のリソも直したい。

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2024年7月

とうとう待ち侘びたNarrow Headとの日本ツアー。ツアー1週間前にCDやTシャツ10種を入稿して多くの人に迷惑をかけて、そしてBonesさん(Hollow Suns)やウネ(mother)、稲妻地(プロ客)を筆頭に多くの会場・共演者に協力してもらって11公演完走。ろくに運転もしなかったくせに、めっちゃ疲れたんですが毎日最高で拳上げまくり。ツアー終了後、さらにメンバーは10日間くらい日本に残っていたこともあり寂しくはないんだけど、すぐにでもライブが観たい。

Jacobが「来年はSexpillで日本に来たい」と言ってたんで「NHと違ってホテルは泊まれないよ」と伝えると、秒で「わかってる」と返答。ちゃんと弁えてて評価が上がった。やると言ってないのに、日本の友達には「来年Sexpillで戻ってくるから」と言っていたらしい。

 ツアーで初めて知ったsidenerdsとSinkerは最高。Narrow HeadがWet Machinesにぶち上がっていて「わかってますね」となりました。

締めにフジロックでTURNSTILE。"Are You ready, Tome-chan?"という胸熱シーンを目撃できたので満足です。ANORAK!を観にいったらELMOのオババを発見。ここが新潟ということを再確認。ナロヘマーチを身につけた人も居て沁みた。タンスタのドラムテックで来日していたSam Bossonカップルとも会えて嬉しかったなあ。彼がやっていたCØNDITIØNの日本ツアーはBLACK HOLEの最重要ツアーだったんです。今も続けているのは間違いなくCØNDITIØNおかげです。

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2024年8月

月初の青森ねぶたを堪能しつつ、お盆からKLONNSとのツアー開始。まずは神戸と四日市へ。深夜3時に出発して神戸に着いたのは午後4時40分。ドライバーは自分だけ。仮眠なしで乗り切れた理由は、睡眠やカフェインではなくアミノバイタルだ。安くはないけど全ドライバーにお薦めしたい。企画をしてくれたFaafaazとIsolaをはじめ、協力してくれた皆さんありがとうございました。初めてのヘラバに、8年ぶりのSubway Bar。初めて観るバンドもたくさんいてめちゃくちゃ刺激になりました。日本のバンド、レベル高いっす。帰りの車中はApple Musicの80's オルタナティブプレイリストと共に5時間ずっと音楽の話を。KLONNSのインプットの多さを改めて感じた。録音しておきたいくらい良かった。

神戸と四日市の間でKLONNSのドラム岡本くんが在籍する「家主」のライブを観てきたんですがこれも素晴らしかった。家主という名前なのに、グラスゴーを感じざるを得なかった。ライブ終わりに物販チェックをしようとするも、クワトロのスタッフに腕を掴まれ「割り込みしないでください」と勘違いからの恫喝。あいつだけは許さない。

翌週はオリンピアのElectric Chairのライブを2本企画。ECは以前ライブを観たことがあるんだけど、終演後にアジア人が珍しかったからか7"を2枚をくれまして。そのお礼もできて良かった。呼んでくれたM.A.Z.E.ありがとう。ライブは珍獣大開放でした。Standout、7"リリースおめでとう。The Breathはアメリカツアー楽しんで。SPKEZがRaw Distractionsでブチ上がってたり、西横浜は各バンドにアンコールが起こるとか凄かったっすね。

以上。

9月は

8日 Winstonesのレコードリリース

14日 KLONNS レコ発 at 下北沢SHELTER

15日 KLONNS ツアー at 松本Give me little more

16日 KLONNS ツアー at 秩父Ladder ladder

よろしくお願いします。